珠洲飯田 燈籠山祭り

能登の祭り 第3弾 【珠洲飯田 燈籠山祭り】を紹介します。

毎年7月20日・21日に開催されます。

珠洲市指定無形民俗文化財・飯田燈籠山祭り(いいだまちとろやままつり)の見処は高さ約16m重さ約5トン

の人形が飾られる「燈籠山(とろやま)」と呼ばれる山車(やま)です。

春日神社の神事で、寛永年間の初期より370年余りの歴史があります。

以前は全町内で7基ありましたが、大正に入ると電線の架設により燈籠山の曳き廻しができなくなり、山車など

に竹細工の人形のみが飾られるようになりました。

さらに昭昭和初期には祭りのメインが子供たちの手踊りに移り変わり、燈籠山は影を潜めることとなりました。

その後、暫くは記念行事や大祭のみで燈籠山が作られていましたが、昭和末頃には当祭りでも作られるようにな

り、平成に入る頃には8基の町内山車と2年に1度制作される高さ約16m・重さ約5トンを誇る燈籠山

(1基)が毎年曳き廻されるようになりました。

なお、当祭りでは曳山を山車と書いて「やま」と呼ばれています。

近年では祭りを本来の形に戻そうとする取り組みがあり、2011年度には2基目、2012年度には3基目と

なる燈籠山を制作しました。

最終的には8基ある山車(やま)を燈籠山(とろやま)に戻し、以前の祭りを復活させることを目的に町会など

が一丸となって取り組んでいます。

能登に来られた際は必見で、町外の方も参加できる祭りでもありますので是非参加してみてはいかがでしょう

か。

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